二軍の読谷では、別メニュー組が現在7人います。投手では、小笠原投手 濱田達郎投手 浜田智博投手 山本投手 野手では、福田選手 桂選手 井領選手の合わせて7人です。

小笠原投手

去年のオフに左肘のネズミをとる手術を行った影響で、1月上旬からキャッチボールを解禁しました。キャンプでは、キャッチボールも長い距離で出来るようになって、ブルペンでは立ち投げが出来るようにまで回復して非常に順調な調整であると感じました。本人も6月に1軍復帰をメドにしているようです。

濱田達郎投手

昨オフに左肘にメスを入れて、育成選手として再スタートしました。

浜田智博投手

去年の8月に指の手術をして、育成選手として再スタートしました。キャンプでは、約1年ぶりにピッチングをしました。

両投手ともキャンプでは、これまでにブルペンで3度入って実戦復帰までのメニューをこなしています。順調に行けば、両投手とも3月に実戦復帰の予定です。(中スポより)

山本投手

去年、右肘を骨折して手術して育成選手として再スタートしました。キャンプ前の自主トレで肘に違和感を覚えて、ノースロー調整でしたが、第2クール終盤に10メートルでキャッチボールをしました。これからゆっくりと肘を見ながら調整して下さい。

野手陣

福田選手

去年は、二桁ホームランを打つことや複数ポジション守って活躍しました。菅野投手 岩貞投手 田口投手など活躍したピッチャーからホームランも打ちました。しかし、去年に秋季キャンプから右肩痛のため別メニューでした。このキャンプでも、右肩痛は治らず、状態は福田選手も100が完璧としたら10ぐらいと言っていて非常に厳しいと感じました。5メートルしか投げられない状態の右肩です。今シーズン中に実戦復帰すれば良い方なのかと思います。

桂選手

去年、ホームラン3本打ちました。打撃がだんだん不振となり、それから怪我をして正捕手の座から1歩後退しました。昨オフに右膝の手術をしました。ですので、読谷キャンプスタートになりました。まだ、膝の動かす可動域が広がってないということです。こちらも今シーズン中に実戦復帰すれば良い方なのかなと思います。

井領選手

去年、初ヒットや初ホームランを放ちました。初ヒットが出てからの打率は3割でした。去年の秋季キャンプの終盤にホームのスライディングで足を負傷してしまいました。秋季キャンプの評価は良かっただけに残念でした。この沖縄キャンプでは、第2クールの終盤から足の状態も良くなってもうそろそろ全体練習に合流出来るそうです。遠藤選手に負けないようにお願いします。左の代打候補に入れるようにして下さい。

　いまさらですが、ハンファ戦について振り返っていきたいと思います。
　ドラゴンズは、2月12日初対外試合でKBOのハンファ・イーグルスと北谷で練習試合を行いました。(プレイボール13時)
スタメン(中日ドラゴンズ) プロ年数
1番 1B 石岡選手 2年目
2番 CF 遠藤選手 3年目
3番 3B ゲレーロ選手 新外国人 1年目
4番 DH ビシエド選手 2年目
5番 LF 平田選手 12年目
6番 SS 堂上選手 11年目
7番 RF 古本選手 5年目
8番 C 杉山選手 5年目
9番 2B 亀澤選手 6年目(支配下3年目 ソフトバンク育成3年)
P 鈴木投手 2イニング 4年目
野村投手 2イニング 3年目
佐藤投手 2イニング 2年目
三ツ間投手 2イニング 2年目(育成1年)
福投手 1イニング 2年目
上記は、スタメンと投げたピッチャーの方々です。
試合の方は、ドラゴンズがハンファに18対1で大勝しました。試合終盤には、ハンファの4番ロサリオ(前ロッキーズ)が出場しました。

石岡選手
スタメンの中で唯一フル出場しました。ヒットはホームラン1本だけでしたが、全打席フルスイングしていました。ホームランの飛距離もゲレーロ選手と遜色ないぐらいでした。守備も一二塁間のあたりを素早く取ってアウトにするファインプレーもありました。足も本当に早かったです。高めが苦手かなと思いました。

遠藤選手
今シーズンから本格的に内野手から外野手にコンバートされました。キャンプ中守ってたレフトではなく、試合ではセンターを守りました。守備機会は、無難に対応していました。打撃ではなく4打数4安打1ホームランと絶好調でした。1打席目は、普通はシングルヒットになるところを、二塁まで積極的に行く好走塁を見せました。インコースの球にも上手く対応していました。ホームランも完璧でした。牽制悪送球の時に三塁行くのは無謀でした。

ゲレーロ選手
ホームラン2本を打ち、ファンを沸かせました。1打席目は、外角高めの甘いストレートをセンター方向へ飛ばすホームランでした。3打席目は、真ん中ぐらいの変化球をレフトポール近くに飛ばすホームランでした。幸先の良いスタートでした。守備は、サード後方のフライをドタドタ走って取ってました。サードゴロの処理を見てみたいです。

ビシエド選手
1打席目は、強い当たりのサードゴロで、強い打球を飛ばしていて安心しました。2打席目は、手への死球となって途中交代しましたが、骨に異常なく安心しました。順調で良かったです。

平田選手
6打席立って3安打を放ってWBCに向けて順調な調整が伺えました。タイムリーも打ちました。レフトの守備も全然問題なくやれてました。ゲレーロ選手と仲が良いみたいです。

堂上直倫選手
1打席目は、外角よりのボールをライトへヒットを打ちました。インコースきてどういう打ち方をするかで今年もレギュラーでいけるのかが分かると思います。4回ぐらい牽制されるところがあって面白かったです。相手には、足が速いと思われてたのでしょうか。

古本選手
1打席目は、センターへヒットを打ちました。しかし、次の打者のフルカウントの時に牽制死をしたのが良くなかったです。印象が悪くなります。去年、1軍登録もなかったので、正念場です。

杉山選手
1打席目で、タイムリーを打ちました。打撃の方は、順調みたいです。佐藤投手のスライダーをこぼすというキャッチングミスがあったのが残念でした。野手気質なのが配球にも出てました。

亀澤選手
スリーベースを放つなど存在感を示しました。特にイージーミスもなかったので、これからも続けて下さい。そのミスがなければ、レギュラーは近いと思います。

途中出場組
阿部選手
　代打での１打席目に１４６キロのストレートをセンター方向へホームランを打ちました。体格も大きいのでツボに入ったら大きいあたりを打つ選手なので驚かなかったです。三振２つもしました。外国人みたいな打撃をする選手だと改めてわかりました。外角のスライダーに追っかけないでほしいです。

高橋周平選手
　ラッキーもありましたが、しっかりと２安打放ちました。フリー打撃のようなタメが欲しかったです。サード守備も良かったです。熾烈な争いを期待しています。

溝脇選手
　入団してから、だんだんと体が大きくなりました。左中間へのタイムリーを放つなど結果を残しました。この調子で行ってください。

京田選手
　隙を見て三盗したりやセンターへのヒットで一塁から三塁まで行く好走塁をみせるなど足でファンを魅せました。とにかく足が速いと思いました。打撃では、ヒットを打ちましたが２本とも流し打ちだったので引っ張った打撃を見てみたいです。

近藤選手
　打撃では、四球を選んだりやインコースの球をうまく打ちツーベースにするなど良かったです。守備では、ライトでファンブルしてツーベースにしてしまったのが残念でした。


近藤弘基 2号ホームラン（8/26）
インコース打ちは、素晴らしいものがあります。

松井雅人選手
　真の４番の威圧感で四球を選び、ヒットを打ちました。キャンプ中の打撃は絶好調ですね。

加藤選手
　外野へ２つ打球を飛ばしているので、打撃も成長しているのが目に見えて分かりました。

木下選手
　１打席だけなので、起亜タイガース戦の時に判断したいと思います。

投手陣
鈴木投手
　１イニング目に三者連続三振を奪うなどインパクトを残しました。シュート回転や高い球になったりなど課題は見えました。インタビューでも鈴木投手は、それら課題のことについて話しました。


野村投手
　一人目の外角低めのストレートは素晴らしかったです。ボールの威力がもう少し欲しいなと思いました。


佐藤投手
　２イニング目の最後の打者のインコースへのストレートがズバッと決まって良かったです。ボールが指にかかる確率を増やしていってほしいと思います。


三ツ間投手
　ボールは一番球威あったのかなと思いました。ロサリオにたいしてインコースへ完璧に投げて、しっかりと打ち取りました。


福投手
　順調に調整していると感じました。１軍の左のリリーフ枠に入れそうかなと思いました。
　

簡単に振り返りました。

伊藤準規投手は、シート打撃の投球で2イニングともに先頭に四球を出して、2イニング目には満塁ホームランを打たれるなど非常に後味の悪い内容でした。その次の日、肘に張りを訴え病院に行ったところ肘の炎症と診断され、数日ノースローとなり北谷から読谷に行くこととなりました。せっかくの1軍キャンプであったのに、自分から最後であろうチャンスを逃してしまいました。怪我が多いこととクイックがあまり出来ないことや投球ごとに左足が踏ん張れずグラグラになったりなど課題が多いです。まずは、肘の炎症を治してください。このままだったら、今オフは、支配下の枠から外れると思います。